◆11月例会のお知らせ
2014年11月15日(土)午後1時半より
慶應義塾大学三田キャンパス
研究室棟1階AB会議室
研究発表
Elvis Hitlerを聴きながら
アメリカのドイツ、ドイツのアメリカ
講師:波戸岡景太(明治大学)
司会:麻生享志(早稲田大学)
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分科会
近代散文
衣替えのテリトリー
トム・ソーヤーの外国旅行』における地政学
細野香里(慶應義塾大学・院)
現代散文
F. Scott FitzgeraldのTender Is the Nightにおけるディック・ダイヴァーの「破滅」と親密性の問題
浅羽麗(東京大学・院)
詩
ピューリタニズムにおける言葉の「身体性」
エドワード・テイラー著『瞑想詩』第2部19番を中心に
皆川祐太(上智大学・院)
演劇・表象
ユーモアに見られる悲劇性
The Sunshine Boysを中心に
西川育子(創価大学・院)
→シンポジウムと分科会の要旨は、支部ホームページをご確認ください。
日本アメリカ文学会関西支部
支部長 渡辺 克昭
事務局 近畿大学文芸学部
会員各位
日本アメリカ文学会関西支部11月例会のご案内
11月例会を下記の要領にて開催いたします。ご出席いただきますようご案内申し上げます。
記
日時:2014年11月15日(土)午後3時より
場所:京都府立大学稲盛記念会館102教室
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
交通アクセス:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=28
キャンパスマップ:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=3883&frmCd=8-3-1-0-0
最寄り駅は、京都市地下鉄烏丸線北山駅です。
京都コンサートホール方面に出て頂き、南に行くと正門がありますので、そこからお入りください。
例会シンポジウム
「「食」から読むアメリカ文学」
司会・講師 中村 善雄(ノートルダム清心女子大学)
講師 牧野内 美帆(京都府立大学(学術研究員))
講師 大川 淳(関西学院大学(非))
講師 松本 ユキ(羽衣国際大学)
講師 森 瑞樹(大阪大学(非))
シンポジウム要旨:
「食」が人間の欲望に直結する日常的営為であることは申すまでもない。それゆえ、無自覚的に繰り返される営みを、文学研究の射程外と軽視する傾向があった。しかし、摂取、消化、排泄の一連のサイクルは、個人の身体的/精神的変遷を語る主たる指標として今日も機能し、不断に繰り返される生理的サイクルは、個を生成の磁場へと再配置し続け、主体変容の問題を語る一つの視座を提供してくれる。一方、「食」と社会の関係に目を転じると、現代日本においても、食料自給率の低下、食品衛生/偽装問題、遺伝子組み換え食品、BSE問題、TPP問題、風評問題等、「食」の問題に絶えず我々は直面し、それは環境問題、バイオテクノロジー、原発、経済格差、流通システム、安全管理体制といった問題系と繋がっている。文学が現代社会の諸局面を取り上げ、問題の本質と解決への糸口を見出す現代的有為性を求められるならば、「食」の問題は緊急的な課題となりえるであろう。それはアメリカという「食」する人間の多様な土壌において尚更のことである。ジャンクフードとスローフードが対置する現状はそのままアメリカの食文化の広範さを敷衍し、「マクドナルド化」が合理性と均質性を、「サラダボール」が多様性を象徴する現代にあって、「食」の表象はアメリカを語る一つの手段となりえる。
本シンポジウムにおいては、「食」を字義的/修辞的に援用しながら、主体、人種、階級、ジェンダーといった問題群を小説と演劇の両ジャンルから多角的に論じ、アメリカ文学における「食」の可能性について考察してみたい。
(中村 善雄)
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若手による研究を盛り上げるための企画です。多数の会員、特に同世代の院生、研究者の方のご参加をお待ちしています。
会費のお支払いがお済みでない方は、必ず11月末までにお願いいたします。4月送付の振込用紙をなくされた方や、ご自分の振り込み状況に関して確認を希望される方は、まずは事務局までメールにてお問い合わせください。追ってご連絡差し上げます。
今年度の支部大会は12月6日(土)に関西学院大学で開かれます。フォーラムは「第一次世界大戦とアメリカ文学 —
戦争、作品、作家の力学」です。詳しいご案内は11月上旬に、機関誌とともにお届けします。
日本アメリカ文学会関西支部
支部長 渡辺克昭
事務局 近畿大学文芸学部
会員各位
10月例会を下記の要領で開催いたします。ご出席くださいますようご案内いたします。
日時:2014年10月11 日( 土)15:00より
場所:大阪大学言語文化研究科(豊中キャンパス)A棟2階大会議室
〒560-0043大阪府豊中市待兼山町1−8
交通アクセス:http://www.lang.osaka-u.ac.jp/lc/about/access
研究発表
1. 栗山裕也(関西大学非常勤職員)
「ヘミングウェイの『老人と海』における老人の漁船」
・・・司会 塚田幸光(関西学院大学)
2. 木下由紀子(神戸女子大学)
「Oscar Wilde の“The Canterville Ghost”にみるModernity としてのアメリカとModernism」
・・・司会 玉井暲(武庫川女子大学)
3. 浅井千晶(千里金蘭大学)
「ネイチャーライティングの意匠・・・自然作家としてのRachel Carson」
・・・司会 林千恵子(京都工芸繊維大学)
◆9月例会のお知らせ
2014年9月27日(土)午後1時半より
慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎443教室
研究発表(日本ジョン・スタインベック協会共催)
“オンリー・イェスタデイ”
スタインベック、ヴェトナム戦争、ジャーナリズム
講師:近藤健(元毎日新聞サイゴン特派員、ワシントン支局長、論説委員、元国際基督教大学教授)
司会:鈴江璋子(実践女子大学名誉教授)
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分科会
近代散文
ニューヨーク奴隷反乱事件(1741)に関する考察
白川恵子(同志社大学)
現代散文
結婚の経済学
F. Scott FitzgeraldのThe Beautiful and Damnedを読む
坂根隆広(立教大学)
詩
ティモシー・ドワイト『カナン征服』に見る主体の解離
小泉由美子(慶應義塾大学・院)
演劇・表象
海/資本/都市
アラン・セクーラの写真・批評実践
田尻歩(一橋大学・院)
→シンポジウムと分科会の要旨は、支部ホームページをご確認ください。
第171回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。
◆日時:9月13日(土)午後4時 〜 6時
◆場所:北海学園大学(札幌市豊平区旭町4丁目1−40)4号館10階第2会議室
*いつもの7号館ではありませんのでご注意ください。
交通案内:地下鉄東豊線「学園前」下車、3番出口。
http://hgu.jp/guide/toyohira_campus/
▼題 目:Flannery O’Connorの創作における距離感--Wise Bloodにおける口の表象と顕現から
▼発表者:小塩 大輔氏 (北海道大学大学院)
▼司 会:鎌田 禎子氏 (北海道医療大学)
*要旨については、支部ホームページをご覧ください。
日本アメリカ文学会関西支部
支部長 渡辺克昭
事務局 近畿大学文芸学部
会員各位
暑さ厳しき折、会員の皆さまにはお見舞い申し上げます。9月例会を下記の要領で開催いたします。ご出席くださいますようご案内いたします。
日時:2014年9月6日(土)15:00より
場所:神戸女子大学教育センター(三宮キャンパス)5階 特別講義室
〒650-0004 神戸市中央区中山手通2-23-1
交通アクセス:http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu/access/
JR三宮あるいは阪急三宮下車、徒歩約10分。JR/阪急三宮西口を出て、生田筋を北へ。東急ハンズを左に、生田神社の方向へ。神社を通り抜け、あるいは、右手に神社を見ながら、北へ道なりに進む。神社の北、山手幹線を渡って、さらに北へ50メートル、進行方向左側。
1. 井上治(近畿大学)
「ソーントン・ワイルダーのサイクル劇『人間の七つの大罪』 — 生前に完成しなかった理由を探る」
・・司会 貴志雅之(大阪大学)
2. 平本幸治(兵庫大学)
「Ralph Waldo Emersonの思索—Transcendentalismの一様相」
・・司会 藤田佳子(奈良女子大学名誉教授)
今後『関西アメリカ文学』などをお送りすることになります。メール便は転送されずに戻って参りますので、転居された会員は事務局まで新住所をお知らせください。
以下の要領で中部支部9月例会を開催します。
日時: 9月20日 (土) 14時〜16時
場所: 椙山女学園大学国際コミュニケーション学部5階
508教室(地下鉄東山線「星ヶ丘」6番出口より徒歩5分)
http://www.sugiyama-u.ac.jp/daigaku/shisetsu/map_hoshigaoka.html
大学周辺: http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html
※車でお越しの方は9月12日 (金) までに、お名前、車種、ナンバーを運営委員長の川村亜樹様までメール(akawa@vega.aichi-u.ac.jp)にてご連絡ください。
研究発表
(1) 川端理恵氏 (名古屋大学・院) 司会 村山瑞穂氏
「Disability Studies の視点から見た The Good Earth (1931) における Pearl S. Buck の先駆性と限界」
(2) 戸田由紀子氏(椙山女学園大学) 司会 松下千雅子氏
「21世紀カナダ西海岸マイノリティ文学にける Anti-Racism Politics」
*例会での発表をご希望の方は、運営委員もしくは事務局までご連絡ください。
第170回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。
◆日時:8月9日(土)午後4時 〜 6時
◆場所:札幌市立大学サテライト・キャンパス(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル12階)
*アクセスに関しては以下をご覧ください。
http://www.scu.ac.jp/access/satellite/
▼題 目:『誰がために鐘は鳴る』とスペイン・「ジプシー」の神秘主義
▼発表者:本荘 忠大 氏 (旭川工業高等専門学校)
▼司 会: 松井 美穂氏(札幌市立大学)
*要旨については、支部ホームページをご覧ください。
第169回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。
◆日時:7月26日(土)午後4時 〜 6時
◆場所:北海学園大学(札幌市豊平区旭町4丁目1−40)3号館2階 A208室
*いつもの7号館ではありませんのでご注意ください。
http://hgu.jp/guide/toyohira_campus/
交通案内:地下鉄東豊線「学園前」下車、3番出口。
▼題 目:自然への生成か、それとも抑圧か?:FaulknerのAs I Lay DyingとHurstonのTheir Eyes Were Watching God
▼発表者:松岡 信哉氏(龍谷大学)
▼司 会:平野温美 (北見工業大学名誉教授)
*要旨については、支部ホームページをご覧ください。
関西支部7月例会のご案内
日本アメリカ文学会関西支部 支部長 渡辺克昭
事務局 近畿大学文芸学部
会員各位
7月例会を下記の要領にて開催いたします。ご出席のほどお願いいたします。
日時:2014年7月5日(土)14:30より
場所:近畿大学東大阪キャンパス文芸学部A館301教室
近鉄長瀬駅、もしくは八戸ノ里駅下車、 徒歩約15分(八戸ノ里駅からはバスで約6分)。
地図は下記をご覧下さい。
http://www.kindai.ac.jp/about-kindai/campus-guide/access.html
例会シンポジウム:
「恐怖の君臨——盗品/商品/複製としてのエドガー・アラン・ポー」
司会・講師 西山智則(埼玉学園大学)
講師 池末陽子(近畿大学・非)
講師 千代田夏夫(鹿児島大学)
講師 宮澤直美(京都産業大学)
講師 後藤篤(大阪大学・非)
例会終了後、同キャンパスBlossom
Cafeにて、納涼をかねて懇親会(生ビール大会)を企画しております(会費3000円程度)。参加を希望される会員は、7月1日(火)までに事務局へメールでお申し込み下さい。ドイツビール、イタリアンワインなどをご用意して皆様をお待ちしております。