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関西支部臨時総会のお知らせとお詫び
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先日お送りした被選挙人名簿に誤りがみつかりました。現在修正版をお送りする準備をすすめております。
修正版がお手元に届くまで、投票は控えていただけるでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本アメリカ文学会関西支部
事務局幹事
辻 和彦
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日本アメリカ文学会関西支部
会員各位
支部長 渡辺 克昭
事務局 近畿大学文芸学部
日本アメリカ文学会関西支部臨時総会のご案内
2014年度日本アメリカ文学会関西支部臨時総会を下記の要領にて開催いたします。ご出席下さいますようご案内申し上げます。
記
日時 2015年1月10日(土)午後2時30分より
場所 近畿大学東大阪キャンパス文芸学部A館301教室
〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
近鉄長瀬駅、もしくは八戸ノ里駅下車、 徒歩約15分(八戸ノ里駅からはバスで約6分)。
地図は下記をご覧下さい。
http://www.kindai.ac.jp/about-kindai/campus-guide/access.html
臨時総会プログラム
1.講演(2時30分〜3時30分)
講師 杉山 直人(関西学院大学)
演題 「トウェインからフォークナーへ──ジムクローの確立と崩壊の予兆」
司会 里内 克巳(大阪大学)
2.総会(3時45分〜)
支部長挨拶 渡辺 克昭
議事
(1)評議員選挙結果について
(2)その他
1月7日必着で、出欠はがきの返送をお願いいたします。臨時総会での案件成立に必要ですので、総会をご欠席の方は必ず委任状をご提出下さい。評議員選挙の投票用紙も1月7日必着にてご返送下さい。
第173回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。
◆日時:12月20日(土)午後4時 30分〜 6時30分
☆開始時間が通常の30分後ですので、ご注意ください。
◆場所:北海学園大学(札幌市豊平区旭町4丁目1−40)7号館1階D101
交通案内:地下鉄東豊線「学園前」下車、3番出口。
http://hgu.jp/guide/toyohira_campus/
▼題 目:“Like a Nigger”: オリジナル版『サンクチュアリ』におけるホレス・ベンボウの黒さについて
▼発表者:松井 美穂氏 (札幌市立大学)
▼司 会:本村 浩二氏 (関東学院大学)
*要旨については、支部ホームページをご覧ください。
◆12月例会のお知らせ
2014年12月13日(土)午後2時より
慶應義塾大学三田キャンパス
西校舎1階513教室
シンポジウム
表象文化から捉え直すアメリカ1910年代
文学・漫画・音楽・映画
司会・講師:中垣恒太郎(大東文化大学)
講師:柴田元幸(翻訳家・前東京大学)
講師:佐々木真理(実践女子大学)
講師:大和田俊之(慶應義塾大学)
講師:中垣恒太郎(大東文化大学)
自然主義からモダニズムへ
家族・ジェンダー・消費
佐々木真理(実践女子大学)
1910年代の新聞漫画
柴田元幸(翻訳家・前東京大学)
この音楽は誰のものなのか?
1910年代のアメリカ音楽
大和田俊之(慶應義塾大学)
チャップリンと1910年代アメリカ
「放浪者」像の生成
中垣恒太郎(大東文化大学)
→シンポジウムの要旨は、支部ホームページをご確認ください。また、シンポジウム終了後、恒例の忘年会を開催いたします。
日本アメリカ文学会中部支部 2014年度ワークショップ(読書会)及び忘年会のお知らせ
以下の要領で、中部支部12月特別ワークショップ(読書会)及び忘年会を開催します。
● ワークショップ(読書会)
日時:12月13日(土)14時〜16時
会場:椙山女学園大学国際コミュニケーション学部108教室
(地下鉄東山線「星ヶ丘」6番出口より徒歩5分)
大学周辺:http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html
※車でお越しの方は12月5日 (金) までに、お名前、車種、ナンバーを運営委員長の川村亜樹様までメール(akawa@vega.aichi-u.ac.jp)にてお知らせください。
課題図書:Alice Munro, Dear Life (Vintage, 2012)
ISBN-13: 978-0099578642I もしくは同ヴァージョン。
発題者:クリストファー・J・アームストロング氏(司会兼:中京大)
三輪恭子氏(東邦大)
林姿穂氏(名古屋外国語大)
細川美苗氏(松山大)
※本作は短編集です。具体的な対象作品は、12月初旬に支部 HP 及び amlitchu メーリングリストにてお知らせします。
● 忘年会
日時:12月13日(土)18時〜20時
会場:cotto (カジュアルレストラン コット)
愛知県名古屋市千種区朝岡町1-15-1グランメール四ツ谷(名古屋市営地下鉄本山駅東山線・名城線3番・6番出口すぐ)
TEL:052-783-0924 / http://www.faldo.co.jp/cotto/
予算:一般 \6,000-, 大学院生 \3,000-
※忘年会ご出席の連絡は、11月28日まで運営委員長の川村亜樹様までメール(akawa@vega.aichi-u.ac.jp)にてご連絡下さいますようお願いいたします。
事務局:〒466-8666 名古屋市昭和区八事本町110-2
中京大学国際英語学部 森 有礼研究室内
TEL: 052-835-7363 / E-mail : moria@lets.chukyo-u.ac.jp
(件名に「日本アメリカ文学会中部支部」とお入れ下さい)
※12月13日12時半より、ワークショップ会場にて臨時の運営委員会を開催します。委員の皆様はご参集ください。
第58回日本アメリカ文学会関西支部大会、および懇親会のご案内
下記の要領で第58回支部大会、および懇親会を開催いたします。ご出席いただき
ますようご案内申し上げます。お手数ですが、この度会員の皆様にお送りしまし
た郵送物内の葉書にて、11月20日(木)までにご出欠をお知らせ下さい。懇親会
に出席される方は、準備の都合もございますので、事前にお申し込み下さいます
ようお願いいたします。
日時: 2014年12月6日(土) 14:00開会 (受付開始 13:3
0)
場所: 関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス F号館203
〒662-8501
兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
アクセス:
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html
キャンパスマップ:
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html
大会プログラム
■ 開会の辞(14:00)
支部長 渡辺 克昭(大阪大学)
■ フォーラム(14:10)
テーマ「第一次世界大戦とアメリカ文学 — 戦争、作品、作家の力学」
司会 花岡 秀(関西学院大学)
講師 三杉 圭子(神戸女学院大学)
講師 高野 泰志(九州大学)
講師 上西 哲雄(東京工業大学)
講師 松原 陽子(関西外国語大学)
(途中20分程度休憩)
■ 閉会の辞(17:40)
新関 芳生(関西学院大学)
■ 懇親会(18:00頃から)
場所:関学会館 翼の間(会費5,000円)
司会:西山 けい子(関西学院大学)
フォーラム要旨:
第一次世界大戦開戦から100年の時を刻んだ現在、世界の状況を見わたせば、各地で紛争が渦巻き、あらためて人種や宗教にまつわるさまざまな軋轢の根の深さに当惑せざるを得ない。この世界情勢の不安定さが「戦争」への恐怖を色濃く孕んでいることは否定し難い事実であろう。100年の歳月を経てもなおかつ同じ恐怖に晒されている人間の営みを思えば、あらためて「戦争」に向き合うことは意味のないことではあるまい。そこで、アメリカ文学において一つの黄金時代を織り成した作家たちが、何らかの形で第一次大戦と関わったことを思えば、文学という視点から「戦争」の諸相を検証してみる格好の材料を20世紀前半の時代は提供してくれるのではなかろうか。
本フォーラムでは、Ernest Hemingway、F. Scott Fitzgerald、John Dos Passos、William Faulknerをとりあげて、作家、戦争(現実)、作品(虚構)の相対的な関係を探ってみたい。具体的には、作家が「戦争」といかに関わり、どのような作品という虚構の世界を紡ぎだしたのか、また構築された小説という虚構の世界と「戦争」という現実の世界の間にはどのような歪みや相克が見て取れるのか、またその相克や歪みに戦争に対する人間の姿勢がどのように投影されているのか、といった素朴な視点から、フロアの方々と一緒に、第一次世界大戦とアメリカ文学の関係をあらためて検証することが本フォーラムの目論見である。
(花岡 秀)
第172回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。
◆日 時:11月29日(土) 午後4時 〜 6時
◆場 所:北海学園大学 (札幌市豊平区旭町4丁目1−40)7号館1階D101
交通案内:地下鉄東豊線「学園前」下車、3番出口。
http://hgu.jp/guide/toyohira_campus/
▼題 目:魅惑する禁忌の伝記研究
▼発表者:瀬名波 栄潤氏 (北海道大学)
▼司 会:金井 彩香氏 (千歳科学技術大学)
*要旨については、支部ホームページをご覧ください。
日時: 12月13日(土)14:30〜17:00
場所: 県立広島大学 研究棟1二階1212会議室 〒734-0003 広島県広島市南区宇品東1-1-71
シンポジアム
アメリカ文学における幸せの追求
1.司会兼講師: 新田 玲子 氏(広島大学)
題目: 記憶の中の幸福—Truman CapoteのThe Grass Harpが
もたらす儚い温もり—
2.講師: 塩田 弘 氏(広島修道大学)
題目: “Map” Your Happiness—Rick BassのWhy I Came West
における幸福—
3.講師: 貴志 雅之 氏(大阪大学)
題目: 子供の死とパラレル・ユニバース—David Lindsay-AbaireのRabbit Holeをめぐって—
4.講師: 渡辺 克昭 氏(大阪大学)
題目: 「幸福」のこちら側—Richard PowersのGenerosityに見るExuberanceとResilience—
懇親会 <蓮根広島店> 18:00開始 会費 4,000円 (天満屋デパート八丁堀店の南[赤い看板の「情熱酒場」の建物の地下]、広島市中区堀川町4-20 タカタアレービルB1F、082-546-0707) 県立広島大学正門前のバス停から広電バス12番で八丁堀駅まで移動していただき(遅くとも17:28発のバスに乗っていただければ17:50までに到着)、そこから、えびす通りを東に向かって徒歩1分で蓮根広島店に到着。 *なお、ご出席の方は、会場準備の都合上、12月8日(月)までに栗原武士氏まで必ずご一報ください。
会場案内
●JR広島駅からは、南口の市内電車「JR広島駅」駅で、5番(広島港[宇品]行)に乗り、「県病院前」駅で下車し(21分)、徒歩7分(県立広島病院の方へ道なりに進む)。
●広島港からは、市内電車「広島港」駅で1番か5番(いずれも広島駅行)に乗り、「県病院前」駅で下車(10分)。以下、同上。
以下の要領で中部支部9月例会を開催します。
日時: 11月15日 (土) 14時〜16時
場所: 中京大学名古屋キャンパスセンタービル
8階0806教室(注意:普段と会場が異なります)
地下鉄鶴舞線八事下車5番出口正面入り口より、中央エレベータで8階へお越しください。
研究発表
(1)小林 亜由美氏(名古屋大学大学院満期退学) 司会:森 有礼氏
「Floyd Dell, Runaway (1925) に見る移動」
(2) 土屋 陽子氏(愛知文教大学) 司会:武田 悠一氏
「セオドア・ドライサー短編作品における都市と牧歌−“The Lost Phoebe,” “The Second Choice,” “Married,” “Free”に描かれた結婚が示すもの−」
*例会での発表をご希望の方は、運営委員もしくは事務局までご連絡ください。
◆11月例会のお知らせ
2014年11月15日(土)午後1時半より
慶應義塾大学三田キャンパス
研究室棟1階AB会議室
研究発表
Elvis Hitlerを聴きながら
アメリカのドイツ、ドイツのアメリカ
講師:波戸岡景太(明治大学)
司会:麻生享志(早稲田大学)
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分科会
近代散文
衣替えのテリトリー
トム・ソーヤーの外国旅行』における地政学
細野香里(慶應義塾大学・院)
現代散文
F. Scott FitzgeraldのTender Is the Nightにおけるディック・ダイヴァーの「破滅」と親密性の問題
浅羽麗(東京大学・院)
詩
ピューリタニズムにおける言葉の「身体性」
エドワード・テイラー著『瞑想詩』第2部19番を中心に
皆川祐太(上智大学・院)
演劇・表象
ユーモアに見られる悲劇性
The Sunshine Boysを中心に
西川育子(創価大学・院)
→シンポジウムと分科会の要旨は、支部ホームページをご確認ください。
日本アメリカ文学会関西支部
支部長 渡辺 克昭
事務局 近畿大学文芸学部
会員各位
日本アメリカ文学会関西支部11月例会のご案内
11月例会を下記の要領にて開催いたします。ご出席いただきますようご案内申し上げます。
記
日時:2014年11月15日(土)午後3時より
場所:京都府立大学稲盛記念会館102教室
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
交通アクセス:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=28
キャンパスマップ:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=3883&frmCd=8-3-1-0-0
最寄り駅は、京都市地下鉄烏丸線北山駅です。
京都コンサートホール方面に出て頂き、南に行くと正門がありますので、そこからお入りください。
例会シンポジウム
「「食」から読むアメリカ文学」
司会・講師 中村 善雄(ノートルダム清心女子大学)
講師 牧野内 美帆(京都府立大学(学術研究員))
講師 大川 淳(関西学院大学(非))
講師 松本 ユキ(羽衣国際大学)
講師 森 瑞樹(大阪大学(非))
シンポジウム要旨:
「食」が人間の欲望に直結する日常的営為であることは申すまでもない。それゆえ、無自覚的に繰り返される営みを、文学研究の射程外と軽視する傾向があった。しかし、摂取、消化、排泄の一連のサイクルは、個人の身体的/精神的変遷を語る主たる指標として今日も機能し、不断に繰り返される生理的サイクルは、個を生成の磁場へと再配置し続け、主体変容の問題を語る一つの視座を提供してくれる。一方、「食」と社会の関係に目を転じると、現代日本においても、食料自給率の低下、食品衛生/偽装問題、遺伝子組み換え食品、BSE問題、TPP問題、風評問題等、「食」の問題に絶えず我々は直面し、それは環境問題、バイオテクノロジー、原発、経済格差、流通システム、安全管理体制といった問題系と繋がっている。文学が現代社会の諸局面を取り上げ、問題の本質と解決への糸口を見出す現代的有為性を求められるならば、「食」の問題は緊急的な課題となりえるであろう。それはアメリカという「食」する人間の多様な土壌において尚更のことである。ジャンクフードとスローフードが対置する現状はそのままアメリカの食文化の広範さを敷衍し、「マクドナルド化」が合理性と均質性を、「サラダボール」が多様性を象徴する現代にあって、「食」の表象はアメリカを語る一つの手段となりえる。
本シンポジウムにおいては、「食」を字義的/修辞的に援用しながら、主体、人種、階級、ジェンダーといった問題群を小説と演劇の両ジャンルから多角的に論じ、アメリカ文学における「食」の可能性について考察してみたい。
(中村 善雄)
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若手による研究を盛り上げるための企画です。多数の会員、特に同世代の院生、研究者の方のご参加をお待ちしています。
会費のお支払いがお済みでない方は、必ず11月末までにお願いいたします。4月送付の振込用紙をなくされた方や、ご自分の振り込み状況に関して確認を希望される方は、まずは事務局までメールにてお問い合わせください。追ってご連絡差し上げます。
今年度の支部大会は12月6日(土)に関西学院大学で開かれます。フォーラムは「第一次世界大戦とアメリカ文学 —
戦争、作品、作家の力学」です。詳しいご案内は11月上旬に、機関誌とともにお届けします。