1. 各支部からのお知らせ
 

各支部からのお知らせ


中部支部
2014/10/30

以下の要領で中部支部9月例会を開催します。

 

日時: 11月15日 (土) 14時〜16時

場所: 中京大学名古屋キャンパスセンタービル

   8階0806教室(注意:普段と会場が異なります)

   地下鉄鶴舞線八事下車5番出口正面入り口より、中央エレベータで8階へお越しください。

 

研究発表

(1)小林 亜由美氏(名古屋大学大学院満期退学)  司会:森 有礼氏

「Floyd Dell, Runaway (1925) に見る移動」

 

(2) 土屋 陽子氏(愛知文教大学)  司会:武田 悠一氏

「セオドア・ドライサー短編作品における都市と牧歌−“The Lost Phoebe,” “The Second Choice,” “Married,” “Free”に描かれた結婚が示すもの−」

 

*例会での発表をご希望の方は、運営委員もしくは事務局までご連絡ください。


東京支部
2014/10/28

◆11月例会のお知らせ

2014年11月15日(土)午後1時半より

慶應義塾大学三田キャンパス

研究室棟1階AB会議室

 

研究発表

Elvis Hitlerを聴きながら

アメリカのドイツ、ドイツのアメリカ

 

講師:波戸岡景太(明治大学)

司会:麻生享志(早稲田大学)

 

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分科会

 

近代散文

衣替えのテリトリー

トム・ソーヤーの外国旅行』における地政学

細野香里(慶應義塾大学・院)

 

現代散文

F. Scott FitzgeraldのTender Is the Nightにおけるディック・ダイヴァーの「破滅」と親密性の問題

浅羽麗(東京大学・院)

 

ピューリタニズムにおける言葉の「身体性」

エドワード・テイラー著『瞑想詩』第2部19番を中心に

皆川祐太(上智大学・院)

 

演劇・表象

ユーモアに見られる悲劇性

The Sunshine Boysを中心に

西川育子(創価大学・院)

 

→シンポジウムと分科会の要旨は、支部ホームページをご確認ください。


関西支部
2014/10/14

日本アメリカ文学会関西支部

支部長 渡辺 克昭

事務局 近畿大学文芸学部

 

会員各位

 

日本アメリカ文学会関西支部11月例会のご案内

 

11月例会を下記の要領にて開催いたします。ご出席いただきますようご案内申し上げます。

 

 

日時:2014年11月15日(土)午後3時より

場所:京都府立大学稲盛記念会館102教室

〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5

交通アクセス:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=28

キャンパスマップ:http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=3883&frmCd=8-3-1-0-0

 

最寄り駅は、京都市地下鉄烏丸線北山駅です。

京都コンサートホール方面に出て頂き、南に行くと正門がありますので、そこからお入りください。

 

例会シンポジウム

「「食」から読むアメリカ文学」

司会・講師 中村 善雄(ノートルダム清心女子大学)

講師 牧野内 美帆(京都府立大学(学術研究員))

講師 大川 淳(関西学院大学(非))

講師 松本 ユキ(羽衣国際大学)

講師 森 瑞樹(大阪大学(非))

 

シンポジウム要旨:

「食」が人間の欲望に直結する日常的営為であることは申すまでもない。それゆえ、無自覚的に繰り返される営みを、文学研究の射程外と軽視する傾向があった。しかし、摂取、消化、排泄の一連のサイクルは、個人の身体的/精神的変遷を語る主たる指標として今日も機能し、不断に繰り返される生理的サイクルは、個を生成の磁場へと再配置し続け、主体変容の問題を語る一つの視座を提供してくれる。一方、「食」と社会の関係に目を転じると、現代日本においても、食料自給率の低下、食品衛生/偽装問題、遺伝子組み換え食品、BSE問題、TPP問題、風評問題等、「食」の問題に絶えず我々は直面し、それは環境問題、バイオテクノロジー、原発、経済格差、流通システム、安全管理体制といった問題系と繋がっている。文学が現代社会の諸局面を取り上げ、問題の本質と解決への糸口を見出す現代的有為性を求められるならば、「食」の問題は緊急的な課題となりえるであろう。それはアメリカという「食」する人間の多様な土壌において尚更のことである。ジャンクフードとスローフードが対置する現状はそのままアメリカの食文化の広範さを敷衍し、「マクドナルド化」が合理性と均質性を、「サラダボール」が多様性を象徴する現代にあって、「食」の表象はアメリカを語る一つの手段となりえる。

本シンポジウムにおいては、「食」を字義的/修辞的に援用しながら、主体、人種、階級、ジェンダーといった問題群を小説と演劇の両ジャンルから多角的に論じ、アメリカ文学における「食」の可能性について考察してみたい。

(中村 善雄)

 

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若手による研究を盛り上げるための企画です。多数の会員、特に同世代の院生、研究者の方のご参加をお待ちしています。

 

会費のお支払いがお済みでない方は、必ず11月末までにお願いいたします。4月送付の振込用紙をなくされた方や、ご自分の振り込み状況に関して確認を希望される方は、まずは事務局までメールにてお問い合わせください。追ってご連絡差し上げます。

 

今年度の支部大会は12月6日(土)に関西学院大学で開かれます。フォーラムは「第一次世界大戦とアメリカ文学 —

戦争、作品、作家の力学」です。詳しいご案内は11月上旬に、機関誌とともにお届けします。