関西支部6月例会を下記のとおり開催いたします。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
■日時:2025年6月14日(土)15時より
■会場:大阪大学 豊中キャンパス
人文学研究科言語文化学専攻 A棟2階大会議室A
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-8
https://lc.hmt.osaka-u.ac.jp/about/access.html
電車によるアクセス:
・阪急電車宝塚線 石橋阪大前駅(特急・急行停車)下車 東へ徒歩約15分
・大阪モノレール 柴原阪大前駅下車 西へ徒歩約10分
■研究発表
1. 「Paul Austerの「晩年のスタイル」をめぐる一考――Baumgartner (2023)を導きの糸に」
発表者 中村 瑞樹(大阪大学)
司 会 平川 和 (神戸大学)
2.「ベトナム系アメリカ作家2世代作家におけるアメリカ文学の伝統的ジャンルへの接近」
発表者 桑原 拓也 (奈良県立大学)
司 会 渡邊 真理香(中京大学)
「The Marneにみるフォードの影――イーディス・ウォートンと第一次世界大戦」
発表者 吉野 成美(近畿大学)
司 会 石塚 則子(同志社大学)
(18時頃終了予定)以下の要領で中部支部6月例会を開催します。
日時:2025年6月21日(土) 14時~16時
ハイフレックス方式
会場:名城大学名古屋ドームキャンパス西館2階 部屋:DW207
最寄り駅:名古屋ドーム前矢田
※今回の会場は中京大学名古屋キャンパスではありません。
研究発表1
韓子奕氏(金沢大学・院)
「『大いなる眠り』における動物比喩と性別に関するアウトライン」
扱う作品:Raymond Chandler, The Big Sleep
司会:長澤 唯史氏(椙山女学園大学)
研究発表2
平野順雄氏(椙山女学園大学名誉教授)
「Henry Ferrini and Ken Riaf作、映画Polis Is This: Charles Olson and the Persistence of Place (2007)を読む――3種の語りを手掛かりに――」
司会:田中泰賢氏(愛知学院大学名誉教授)
例会終了後に運営委員会の開催を予定しております。
2025 年度日本アメリカ文学会関西支部総会を下記のとおり開催いたします。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
日時 会場 2025 年 5 月 10 日(土)15:00 開会
関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス F 号館 203(キャンパスマップ⑨)

〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町 1-155
アクセス
JR:「西宮」駅下車。阪急バス①のりば (「阪急甲東園駅・関西学院前」行き)で「関西学院前」下車(約 18 分)。
阪急 :「甲東園」駅または「仁川」駅から徒歩約 12 分。あるいは、「阪急甲東園」
駅から阪急バス①②のりば(関学方面)で「関西学院前」下車(約 5 分) 。
より広範囲のキャンパスマップは以下をご覧ください。⑨が会場のF号館となります。
https://www.kwansei.ac.jp/cms/kwansei/pdf/about/campus/nuc_map_2025.pdf
総会では、支部の決算及び予算についての審議があります。同封の返信用葉書を4月30日(水)必着でお送りください(できましたら早めにご返送ください)。総会をご欠席の方も、総会での案件成立に必要となりますので、必ず委任状をご提出ください。
【総会】
支部長挨拶 山本 秀行 (神戸大学)
議事 議題
① 2024 年度会計報告
② 2025 年度予算案
③ 2025-2026 年度役員
④ 2025 年度行事予定
⑤ 会則の変更について
⑥ その他
講 演
講師 中村 仁美(神戸市外国語大学 名誉教授)
演題 「Girls and Modernity—The Awkward Ageをめぐって―」
司会 三杉 圭子 (神戸女学院大学 教授)
懇 親 会
時間 18:00~20:00
会場 アイリッシュカフェ&レストラン 「カプリシカ」(西宮北口駅北西出口徒歩 1 分)
https://irishpub-capalluisce.com/
会費 5,000 円(学生・院生 3,500 円)
以下の要領で、第 41回 日本アメリカ文学会中部支部大会を開催します。
日時:2025 年 4 月 26日(土) 10:00‐17:30
会場および開催方法:
中京大学名古屋キャンパス 16号館アネックス棟6階コンベンションホール
及び Zoom を使用するハイフレックス形式
開会の辞 支部長 森 有礼氏(中京大学) 10:00-10:05
研究発表
(1) 小川恭佑氏(愛知医科大学) 10:05-10:50(対面)
司会:竹野富美子氏(東海学園大学)
「揺らぐ視点と欺く語り-メルヴィルの『ベニート・セレーノ』を読む」
(2) 水口陽子氏(大阪大谷大学) 10:55-11:40(対面)
司会: 梅垣昌子氏(名古屋外国語大学)
「Edith Wharton, The House of Mirth における労動とエコノミー」
総会 議長 森 有礼氏(中京大学) 11:45-12:30
(昼食休憩 12:30-13:40)
シンポジウム 13:40-16:10(対面)
「文学における資本主義と消費」
司会・講師:社河内友里氏(豊橋技術科学大学)
講師:高橋綾子氏(兵庫県立大学)
講師:本田安都子氏(福井大学)
講師:大木龍之介氏(椙山女学園大学)
特別講演 16:20-17:20(対面)
「マーク・トウェインと決闘―ネヴァダ逃亡の真実を探る」
講師:石原剛氏(東京大学)
司会:森有礼氏(中京大学)
閉会の辞 運営委員長 柳沢秀郎氏(名城大学)
_______________________
懇親会 浜木綿 山手通本店 (18:00~)
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例会での発表を希望される方は、事務局までお知らせください。
九州アメリカ文学会第70 回大会プログラム
期 日:2025 年 5 月10 日(土),11 日(日)
会 場:長崎大学 文教キャンパス 環境科学部本館(10 日)
グラバー園 旧スチイル記念学校2階(11 日)
<第1日目> 5 月10 日(土) 会場:長崎大学 文教キャンパス 環境科学部本館 A-23 番講義室
開会式
13:00-13:10 竹内 勝徳 (鹿児島大学・九州アメリカ文学会会長)
研究発表
13:10-13:50 大島 由起子(福岡大学) 司会:長岡 真吾(福岡女子大学)
1. 「「森の息子」たちの脆弱さとレジリエンス――Frederick Douglass とWilliam Apess」
13:55-14:35 志水 智子(九州産業大学) 司会:鈴木 章能(長崎大学)
2. 「二人のオデュッセウスの帰還――Alburquerque におけるAnaya の試み」
映画上映
14:40-15:05 『女の叫び』(The Lonedale Operator, 1911)
研究発表
15:10-15:50 Greg Bevan(福岡大学) 司会:中村 嘉雄(九州大学)
3. “Artistic Vision and Madness in Robert Stone’s Children of Light”
15:55-16:35 渡久山 幸功(琉球大学) 司会:中村 嘉雄
4. 「アメリカ人にとってのコンタクト・ゾーン沖縄――現代アメリカ小説における沖縄と米軍基地――」
*第4発表は中止となりました(4/30追記)
特別講演
16:40-17:40 西谷 拓哉(神戸大学)
「作中挿話と両義性――メルヴィル、シェイクスピア、そしてセルバンテス――」
司会 竹内 勝徳
総会
17:45-18:15
懇親会
18:30-20:30
会場 長崎大学 文教キャンパス 生協食堂 (会費:一般会員5000 円、学生会員3000 円)
参加申し込みは以下の URL より 4 月末日までにお願いします。
(懇親会予約フォーム) https://forms.gle/9BwQf1qJC8GKeVXp7
(2日目会場のグラバー園入園のための本大会専用入園券もこのURLでダウンロードできます。)
<第2 日目> 5 月11 日(日) 会場:グラバー園 旧スチイル記念学校2 階
*2 日目会場のグラバー園に入園する際は、本大会専用の入園券が必要です。上記の懇親会予約フォー
ムで入園券をダウンロードできますので、プリントアウトして持参ください。
シンポジウム
10:00-12:00
「Southernization of America?
― New Southern Studies から読み解くアメリカ南部文化―」
司会・講師 樋渡真理子(福岡大学教授)
講師 早瀬博範(宮崎国際大学教授)
講師 江頭理江(福岡教育大学教授)
閉会式
12:50-13:00 大島 由起子(次期九州アメリカ文学会会長)2025年2月中部支部例会は松山大学にて実施します。
開催日:2025年2月22日(土)
役員会
時間:13時半~14時45分
例会
時間:15時~17時
会場及び開催方法:松山大学ならびにZoomを使用するハイフレックス形式
<対面でのご参加:会場案内>会場:
大学の最寄り駅(伊予鉄道の路面電車)は鉄砲町駅
松山大学樋又キャンパスH2B教室(樋又キャンパス2階の教室です)
※樋又キャンパスは、支部ブログ掲載の文教キャンパスに隣接しています
大学まで案内
https://www.matsuyama-u.ac.jp/guide/campus/access/
Zoomリンクについては、また後日お送りいたします。
研究発表1:秋田万里子氏(富山大学)
タイトル:「喪失/空白の<翻訳>―Nicole KraussのThe History of Love―」
扱う作品:Nicole Kraussの The History of Love (2005)
司会:青木耕平氏(愛知県立大学)
研究発表2:辻祥子氏(松山大学)
タイトル:「メルヴィルの『ピエール』(1852)における家庭小説批判――同時代作家間の住まいの描写の比較を手掛かりに」
扱う作品: Herman MelvilleのPierre; or, The Ambiguities (1852)
Susan Warner. The Wide, Wide World (1850)
司会:森有礼氏(中京大学)
<懇親会>
懇親会:18時〜
会場:一進丸
電話番号:089-941-3488
所在地:愛媛県松山市大街道2丁目1-5
費用:コース料金 6,000円(税込)
■空港から松山大学まで
①松山空港からリムジンバスで「JR松山駅」へ
JR松山駅から市内電車1番で鉄砲町駅
②松山空港からリムジンバスで「松山市駅」へ
松山市駅から市内電車2番で鉄砲町駅へ
アメリカ文学会関西支部臨時総会および1月例会のご案内
2024年度アメリカ文学会関西支部臨時総会および1月例会を下記の通りオンラインで開催いたします。多くの会員の皆様のご出席をお願い申し上げます。
(ついでながら、関西支部評議員選挙の投票締切は、12月19日(木)事務局必着となっております。投票がお済みでない方はお急ぎください。返信用封筒には、臨時総会出欠・委任状カードも同封してください。)
■日時:2025年1月11日 (土) 14時開会
■Zoomによる開催
参加リンクについてはメールでお知らせします。
* 非会員で例会への参加を希望される方は、関西支部事務局までお問い合わせください。
【臨時総会】
■開会の辞(14時):支部長 里内 克巳(大阪大学)
■議事(14時10分):①評議員選挙結果について
②その他
【1月例会】
■ 若手シンポジウム:(14時20分)
現代アメリカ文学における「ポスト(以後)」
司会・講師 近藤 佑樹(大阪大学)
講師 杉本はなな(立命館大学・院)
講師 小谷 真由(神戸大学・院)
講師 王 立珺(大阪大学・院)
(途中20分程度休憩)
■ 閉会の辞 (17:00) 副支部長 山本 秀行(神戸大学)
第34回日本アメリカ文学会北海道支部大会を下記の要領にて開催いたします。対面およびZoomによるハイブリッド開催となります。どうぞお誘いあわせの上、多数お集まり下さいます様ご案内申し上げます。
▼ 日時 : 2024年12月21日(土) 午後3時30分より
▼ 場所 :藤女子大学(札幌市北区北16条西2丁目) 4階471教室
▼ 対面およびZoomによるハイブリッド開催
【参加方法】 北海道支部会員以外の方は、事務局までお問い合わせください。 sach@hoku-iryo-u.ac.jp
■ 開会 (午後3時30分)
■ 第1部 ワークショップ(午後3時30分~4時20分)
▼ タイトル:「映画から読むThe Color Purple」
▼ 司会・講師:岡本 晃幸(藤女子大学)
▼ ディスカッサント:松井 美穂(札幌市立大学)
■第2部 セミナー (午後4時30分 ~ 6時)
▼ タイトル:「翻訳を継承し創造する」
▼ 司会;本城 誠二(北海学園大学名誉教授)
▼ 講師と演題:
本村 浩二(駒澤大学)「Delta Wedding の翻訳を自己点検する」
宮澤 優樹(金沢大学)「寒さを翻訳する:ウォートンの『イーサン・フロム』における語りについて」
〈 12月例会のお知らせ 〉
2024年12月14日(土)2時より
慶應義塾大学三田キャンパス 第一校舎 122 教室
シンポジウム
Lyric “I”の冒険ーー20世紀後半の抒情詩のゆくえ
司会・講師:飯野友幸(上智大学)
講師:金澤淳子(東京理科大学)
講師:江田孝臣(早稲田大学名誉教授)
講師:田中裕希(法政大学)
コメンテーター:舌津智之(立教大学)
日本では和歌・俳句の長い伝統が積みかさなったあとで近代になって抒情詩が移入されたのに対して、古代ギリシアのサッポーの時代から西洋で受け継がれてきた “lyric” は、より広く複雑な概念をおびてきた。それだけに、英米でもlyricは詩における基本ジャンルでありながら、漠然とした概念にとどまっているのも現状ではないだろうか。今回のシンポジアムでは、20世紀後半以後に時代をしぼり、第二次世界大戦後にモダニズムから脱した詩人たちから始めて、21世紀のエスニック詩人隆盛の時代までの変遷をあとづける。その際、かつてM. H. Abramsは18世紀後半に完成した抒情詩をGreater Romantic Lyricと命名し(1965)、明解な(明解すぎる)format――自然景観と向きあった語り手が瞑想に入り最後はepiphanyの瞬間に何らかの認識・結論に到達する――を提示したが、それが現代でも有効かどうかを見さだめる。絶対的な語り手を前提としていいのか、人間が自然の優位に立つかのように語っていいのか、など20世紀後半の批評理論の展開に照らしたとき再考が必須だからである。そのため、lyricにおける語り手“I”の変わりゆく方向性を追うことで議論を明確にしたい。
Louise GlückとDenise Levertovのlyric sequenceにおけるlyric “I”
江田孝臣(早稲田大学名誉教授)
Elizabeth Bishopの風景描写におけるinvisible lyric “I”
金澤淳子(東京理科大学)
1970年代の LyricとJohn Ashbery
飯野友幸(上智大学)
Jenny XieのEye Levelにおける抒情詩と他者
田中裕希(法政大学)
九州支部では、2024年度12月例会を以下のプログラムで実施いたします。
日時:20 2 4 年 12 月 7 日( 土 1 4 時 00 分 1 7 時 2 0 分
場所:九州工業大学戸畑キャンパス 百周年中村記念館 特別会議室
【研究発表 】 1 4 時 10 分~ 1 5 時 1 0 分
発表者:矢野清一
『風と共に去りぬ』と日本文化——東洋的視点から見た女性性に内在する強かさについて
司会:竹内勝徳(鹿児島大学)
【シンポジウム 】 1 5 時 2 0 分 1 7 時 2 0 分
「国家的ナラティブに反抗する作家たち」
司会・コメンテーター 江頭 理江 (福岡教育大学
講師 川村真央(福岡大学) 「The Bostonians における理性中心主義」
講師 森田司(九州大学大学院) 「国民的作家ヘミングウェイの静かな抵抗」
講師 毛利優花(福岡大学) 「Philip K. Dickの短編“The Little Black Box”に見る権力批判」