日本アメリカ文学会関西支部1月例会のご案内
2021年度日本アメリカ文学会関西支部1月例会を下記のとおりオンラインで開催いたします。今回の企画は、恒例の若手シンポジウムとなっております。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2022年1月8日(土)午後3時より
Zoomによる開催(参加リンク等は後日メールでお知らせします)
若手シンポジウム「20 世紀アメリカ文学のローカル・カラー」
司会・講師 柳楽有里(兵庫県立大学)
「ドロシー・ウェストのThe Weddingにおける壁を乗り越える愛」
講師 長尾麻由季(愛知大学)
「「騎士の島」の意匠—トニ・モリスンのTar Babyにおける転置と遅延」
講師 黒木優介(関西学院大学・院)
「ニューオーリンズと火事 — A Streetcar Named Desireにおける火のイメージ」
講師 土岐光一(京都府立大学・院)
「「南」のトポス ––– Breakfast at Tiffany’sにおける空間の浸透」
* 非会員で参加を希望される方は、関西支部事務局までお問い合わせください。参加の可否は支部執行部にて判断させていただきます。
第31回日本アメリカ文学会北海道支部大会を下記の要領にて開催いたします。対面およびZoomによるハイブリッド開催となります。どうぞお誘いあわせの上、多数お集まり下さいます様ご案内申し上げます。
▼ 日時 : 2021年12月18日(土) 午後2時より
▼ 場所 : 藤女子大学(札幌市北区北16条西2丁目) 7階755・756室
▼ 対面およびZoomによるハイブリッド開催
【Zoom参加方法】 北海道支部会員以外の方は、事務局までお問い合わせください。
■ 第1部 特別講演 (午後2時〜3時15分)
▼ 演題:今なぜ奴隷制文学なのか──“America, disrupted”
▼ 講師:藤平 育子(中央大学元教授)
▼ 司会:本城 誠二(北海学園大学元教授)
休憩:午後3時15分〜3時30分
■ 第2部 シンポジウム (午後3時30分〜6時)
▼ タイトル:南部白人女性作家たちの小説を読む──人種・エスニシティの観点から
▼ 司会・講師:本村 浩二(駒澤大学)
▼ 講師と発表題目:
★共感の限界──The Awakening (1899)における人種的他者
・・・・・・・・・・・・・・・・・岡本 晃幸(藤女子大学)
★‟Who is Troy Flavin?”──Troy表象から見るDelta Wedding (1946)の世界
・・・・・・・・・・・・・・・・・本村 浩二
★Flannery O’Connorにおける場所の感覚──人種から考える
・・・・・・・・・・・・・・・・・宮澤 優樹(金沢大学)
▼ コメンテータ ・・・・・・・・・・・・・・・・・松井 美穂(札幌市立大学)
日時:2021年12月11日(土)14:00〜17:00
会場:オンライン開催
シンポジウムテーマ:「コロナ禍で読み直すアメリカ文学」(仮)
司会・講師:辻和彦氏(近畿大学):ニューヨークの幽霊達—マーク・トウェインと非日常(仮)
扱う主要作品:Mark Twain, "The Turning Point of My Life," 1910 など
講師:浜本隆三氏(甲南大学):超絶主義者と考える相対化の視座としてのコロナ禍(仮)
扱う作品:ソロー『ウォールデン』を中心に
講師:江口真規氏(筑波大学):境界としての屠畜場—映画Killer of Sheepを中心に(仮)
扱う主要作品:(映画)Charles Burnett, Killer of Sheep (1978)
講師:中山悟視氏(尚絅学院大学):ヴォネガットのSF的想像力から考える非日常的な日常(仮)
扱う作品:カート・ヴォネガット『タイムクエイク』
詳細は支部HPをご覧ください。