日時: 2012年9月8日(土) 午後2時〜5時
会場: 東北大学片平キャンパス 片平さくらホール2階会議室
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/sakura/newpage1.html
研究発表1
徳永慎也 (東北大学・院)
「『詩神の声聞こゆ』に描かれた「砲声」
——トルーマン・カポーティが歩んだノンフィクション・ノベルへの道——」
司会 石堂哲也 (弘前大学名誉教授)
扱う作品 The Muses Are Heard. 1956. A Capote Reader.
London: Penguin Classics, 2002. 365-454.
研究発表2
塚田幸光 (関西学院大学)
「クロスメディア・ヘミングウェイ
——ニューズリール、ギリシア・トルコ戦争、「スミルナの桟橋にて」——」
司会 大森昭生 (共愛学園前橋国際大学)
扱う作品 ヘミングウェイ
「スミルナの桟橋にて」
『われらの時代に』(特にインターチャプター)、
各種ジャーナル(特に「トロント・スター」)
第161回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。どうぞお誘いあわせの上、多数お集まり下さいます様ご案内申し上げます。
◆日時:9月8日(土)午後4時 〜 6時
◆場所:札幌市立大学サテライト・キャンパス(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル12階)
アクセスに関しては以下をご覧ください。
http://www.scu.ac.jp/access/satellite/
▼題 目: 野球の中のアメリカ〜民主主義・自由主義・資本主義の融合
▼発表者: 野村 幸輝氏(北海学園大学・非)
▼司 会: 岡崎 清氏(札幌学院大学)
▼要 旨:
ここでは、アメリカ史、野球史、野球文学史、比較スポーツ論などを参照しながら、野球の仕組みやプレイやゲームの中にアメリカの鍵概念である民主主義・自由主義・資本主義を見ることで、野球の中に浮き彫りになるアメリカについて論じてみる。野球の中にアメリカを見る研究はこれまで幾度となくされてきたが、野球の中身と上の三概念を重ね合わせて論じるものはなかった。
本論は6部構成である。序章の「はじめに〜『野球=アメリカ』の謎」では野球とアメリカの関係性の是非について、また「出自の抹消: 1776年〜1845年」では野球とアメリカのイギリス的優雅さからの脱却、そして野球が誕生するまでの歴史について触れる。本題の第1章「野球の中の民主主義: 1845年〜1947年」ではタウンミーティング、輝ける1920年代、Babe Ruthについて振り返りながら野球とアメリカにおける平等の精神、完全分業主義、集団力を、次の「野球の中の自由主義: 1947年〜1975年」ではアメリカン・ドリーム、人種差別、Jackie Robinsonを例にとりながら野球とアメリカにおける無限性・夢・ヒロイズムを、そして「野球の中の資本主義: 1975年〜現在」ではフリーエージェント制度、サラリーキャップ制度、 World Baseball Classicを軸に野球とアメリカにおける実力至上主義、経営至上主義、文化侵攻を考える。最終章である「終わりに〜野球の中の愛国主義」では野球における民主主義・自由主義・資本主義を介したアメリカ人のアメリカへの愛について述べる。
2012年8月16日
日本アメリカ文学会関西支部 支部長 水野尚之
事務局 神戸大学国際文化学研究科
会員各位
暑さ厳しき折、会員の皆さまにはお見舞い申し上げます。9月例会を下記の要領で開催いたします。
今回はハーマン・メルヴィルのシンポジウムです。ご出席くださいますようご案内いたします。
日時 2012年9月8日(土)午後3時より
場所 京都大学文学研究科新館地下 大会議室
606-8501 京都市左京区吉田本町
交通アクセスは次のHPをご覧ください。
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/
メルヴィルの短篇をしみじみ読む
— 精読の冒険2 —
司会・講師 橋本安央(関西学院大学)
講師 野田 明(三重大学)
講師 西谷拓哉(神戸大学)
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今後、『関西アメリカ文学』、評議員選挙の関係書類をお送りすることになります。転送されずに戻ってくる場合がありますので、転居された会員は事務局kansaishibu@zpost.plala.or.jpまで、新住所をお知らせください。