1. 新刊書
  2. 熊本早苗・信岡朝子(共編著)『核と災害の表象—日米の応答と証言』英宝社,2015.3.30, 四六判vi+231頁,  \ 2,400

熊本早苗・信岡朝子(共編著)『核と災害の表象—日米の応答と証言』英宝社,2015.3.30, 四六判vi+231頁,  \ 2,400

概要・目次

まえがき 熊本早苗

はじめに

序にかえて
ー核をめぐる言説の日米の共働についてー
伊藤詔子

第一部 核と文学

広島からはじまる風景
ーニュークリアリズムと冷戦アメリカ文化ー
マイケル・ゴーマン(松永京子訳)

被ばく地表象の可能性
ー林京子「収穫」を中心にー
中野和典

核の場所の文学
ーハンフォード、ネヴァタ・テストサイト、トリニティへの旅ー
伊藤詔子

震災後の記憶と想像力の行方
ールース・L・オゼキの『あるときの物語』をめぐってー
松永京子

第二部 災害と言葉と表象

つなぐ力
ー岩手県沿岸における復興支援活動の体験手記ー
クリストファー・トムソン(小川春美訳)

大津波のあとに
ー『災害ユートピア』から復興の共同体へー
熊本早苗

震災の表象と物語性
ー東日本大震災の初期報道写真集を中心にー
信岡朝子

あとがき 信岡朝子
索引(人名・事項)
執筆者紹介