1. 新刊書
  2. 矢口裕子著. 『アナイス・ニンの魂と肉体の実験室 パリ、1930年代』 小鳥遊書房, 2023. 12. 10. 四六判270頁, 2,600

矢口裕子著. 『アナイス・ニンの魂と肉体の実験室 パリ、1930年代』 小鳥遊書房, 2023. 12. 10. 四六判270頁, 2,600


概要

日記、創作、書簡……

多層のヴェールの奥に潜む「アナイス・ニン」を読み解く。

ミラー夫妻との両性愛、父とのインセスト、重婚……蠱惑的なニンのテクストを精読。「昨日の女を脱ぎ捨て、新しいヴィジョンを追い求め」るための手がかりを探る。

目次

はじめに

第1章 『アナイス・ニンの日記』:いまだ小説に描かれないもう一人の女

第2章 性/愛の家のスパイ:『ヘンリー&ジューン』から読み直すアナイス・ニン

第3章 想像の父を求めて:『インセスト』論への前奏曲

第4章 『インセスト』:書くこともまた侵犯である

第5章 『近親相姦の家」で夢見る分身たち:シュルレアリスム・映画・アルトー

第6章 アナイス・ニンの埋められた子ども:『人工の冬』パリ版という旅

第7章 反『ヘンリー&ジューン』:小説としての「ジューナ」

第8章 精神分析:父/娘の誘惑

第9章 「リリス」:父の娘でなく、母の娘でなく

おわりに