1. 新刊書
  2. 朝比奈緑著. 『詩が語るアメリカ:多様なる声への誘い』 小鳥遊書房, 2022. 11. 30. 四六判189頁, 1,900

朝比奈緑著. 『詩が語るアメリカ:多様なる声への誘い』 小鳥遊書房, 2022. 11. 30. 四六判189頁, 1,900

概要

ネイティブ・アメリカン、日系人、ヒスパニック、黒人…様々なバックグランドを背負う詩人たちが、アメリカの歴史に刻み込む言葉。桂冠詩人ジョイ・ハージョからノーベル賞受賞者ボブ・ディランやルイーズ・グリュッグまで、アメリカ史・詩に触れたい方に送る一冊。

目次

まえがき

I. ネイティブ・アメリカンの声を伝える

 ──桂冠詩人ジョイ・ハージョの仕事に至るまで

II. エマ・ラザラスの詩「新しい巨像」

 ──ニューヨーク「自由の女神像」の声となって

III. ジェイコブ・ローレンスの絵『大移住シリーズ』と詩の饗宴

 ──ニューヨーク近代美術館にて

IV. 甦るラングストン・ヒューズの詩「私もまた」

 ──国立アフリカン・アメリカン歴史・文化博物館にて

V. カール・サンドバーグの詩「シカゴ」

 ──今なお街に息づいて

VI. ジャニス・ミリキタニの詩「沈黙を破る」

 ──全米日系人博物館に掲げられて

VII. ロバート・フロストの詩「選ばれなかった道」

 ──レイチェル・カーソン『沈黙の春』に引用されて

VIII. ヒスパニックの声を伝える

 ──桂冠詩人ファン・フェリぺ・ヘレーラの仕事 

IX. 掲げられたローレンス・ファーリンゲティの詩

 ──サンフランシスコのシティ・ライツ書店を訪ねて

X. 二人のノーベル文学賞詩人

 ──ボブ・ディランとルイーズ・グリュック
補遺 講座「文学(アメリカ詩)」(前学部共通一般教養科目・春学期)受講生によるアメリカ詩選
あとがき