1. 新刊書
  2. バーバラ・ランスビー著, 藤永康政訳. 『ブラック・ライヴズ・マター運動誕生の歴史』 彩流社, 2022. 2. 7. A5判230+80頁, 3,500

バーバラ・ランスビー著, 藤永康政訳. 『ブラック・ライヴズ・マター運動誕生の歴史』 彩流社, 2022. 2. 7. A5判230+80頁, 3,500

概要

人びとは闘いつづける。これ以上涙を流さないために

著者のバーバラ・ランスビーは第一流の研究者であり、かつ人種闘争の最前線に立ち続けるアクティヴィストでもある。

本書は、現代アメリカを語る上で目を逸らすことなどできなくなったBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動について、その誕生の瞬間に立ち会い、数え切れないほど多くの活動家や団体と足並みを揃えて闘い続けている著者の、研究成果の結晶である。

目次

本書の概要

序章

第1章 運動の序幕

第2章 トレイヴォンに正義を

第3章 ファーガソン蜂起とその波紋

第4章 権力を握った黒人と怒る黒人

第5章 テーマ、ディレンマ、そしてチャレンジ

第6章 バックラッシュと代償

第7章 ローカルな現場の光景

第8章 政治のキルトを編み上げる人びと、そして逃亡奴隷の空間
おわりに
エピローグーー個人的回想
謝辞
訳者あとがき

重要語彙集
重要人物
参考文献一覧
原註
訳註
索引