1. 巽 豊彦(著)巽孝之(編)『人生の住処』彩流社,2016.11.6, 四六版254頁,  \2,500

巽 豊彦(著)巽孝之(編)『人生の住処』彩流社,2016.11.6, 四六版254頁,  \2,500

概要

19世紀英文学を中心にカトリック精神史を辿り直す独特の学風。

戦後40年間の長きにわたって上智大学で教鞭を執った英文学者・巽豊彦の遺稿集。

英文学正統のアカデミズムとともにカトリック教会のジャーナリズムでも活躍した著者の多角的な側面が凝縮された本書には、真の教養人のありうる姿が描破されている。



目次

編者序文 一粒の砂のうちに (巽孝之)

 

序章 英文学への招待

 第一章 英国と英語と英文学

 第二章 偶然の世界

 

第一部 イギリス小説の紳士像

 第一章 オースティンにおける紳士像

 第二章 トロロプにおける紳士像

 第三章 ウォーとカトリシズム

 第四章 ディケンズにおける紳士像――Great Expectations の場合――

 第五章 ニューマンの大学論

 

第二部 上智大学とカトリシズム

 第一章 ニューマン・岩下・吉満――復興への軌跡

 第二章 舟川一彦著『十九世紀オックスフォード――人文学の宿命』

 第三章 戦後の高揚期を偲びつつー追憶の『ソフィア』

 第四章 安堵の沙汰やみ――刈田元司先生回想

 第五章 極右と極左――秋山健先生追悼

 

第三部 終の避暑地で

 第一章 松目への道

 第二章 ブブノワさんと富士見

 第三章 ある修道士の生涯――アロイジオ神父のこと

 第四章 大学誘致の夢

 

第四部 ある伝記の試みー父・巽孝之丞

 巽孝之丞小伝(草稿)

 

 

巽豊彦年譜

初出一覧

解説 午後の紅茶のあとさきで (小谷真理)
索引