1. 広瀬佳司・佐川和茂・伊達雅彦(編著)『ホロコーストとユーモア精神』彩流社,2016.9.15, 四六版286+xv頁,  \2,800

広瀬佳司・佐川和茂・伊達雅彦(編著)『ホロコーストとユーモア精神』彩流社,2016.9.15, 四六版286+xv頁,  \2,800

概要

 未曾有の災厄に立ち向かったユダヤ人のさまざまな「笑い」――。

 ジョーク好きで知られるユダヤ人。大虐殺という極限状態を描くにあたって、ユダヤ系作家らのユーモア精神はいかに機能したのか。文学や映画に探る。



目次

まえがき

 

第1章

 ホロコーストに見るユーモア――バシェヴィス・シンガーとシンシア・オジック(広瀬 佳司)

 

第2章

 不条理な笑い――アイザック・バシェヴィス・シンガー『敵、ある愛の物語』より(今井 真樹子)

 

第3章

 繰り返されるホロコーストとブラックユーモア――バーナード・マラマッドの『神の恩寵』(鈴木 久博)

 

第4章

 自己欺瞞のユーモア――シンシア・オジックの「雇われ人」におけるホロコーストの物語化(秋田 万里子)

 

第5章

 ホロコーストの記憶と想像力――シンシア・オジックの「空中浮遊」を通して(大森 夕夏)

 

第6章

 笑いが覚醒させるホロコーストの記憶――フィリップ・ロス『解き放たれたズッカマン』(坂野 明子)

 

第7章

 シャイロック対シュレミール――フィリップ・ロスの『オペレーション・シャイロック』(杉澤 伶維子)

 

第8章

 ゲットーを生きて――レスリー・エプスタインの『ユダヤ人の王』(佐川 和茂)

 

第9章

 マンガの中のホロコースト――アート・スピーゲルマンの『マウス』(アンドリュー・M・ゴードン/ 江原 雅江 訳)

 

第10章

 ホロコーストと詩――ユーモアを生み出す力(風早 由佳)

 

第11章

 ユダヤ的ユーモアと転倒するアイデンティティ――『ミケランジェロの暗号』(中村 善雄)

 

第12章

 ジョナサン・サフラン・フォアとリーヴ・シュレイバーのホロコーストへの旅

  ――『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』に見るユーモア(伊達 雅彦)

 
あとがき
索引
執筆者紹介