1. 北海道支部第158回研究談話会のご案内
 

北海道支部第158回研究談話会のご案内

2012/03/27

第158回研究談話会を下記の要領にて開催いたします。また談話会終了後に総会を開催しますので、どうぞお誘いあわせの上、多数お集まり下さいます様ご案内申し上げます。

 

◆日時:3月31日(土)午後4時〜6時

◆場所:藤女子大学(札幌市北区北16条西2丁目)新館5階 558室

*交通案内:地下鉄南北線「北18条前」下車、徒歩5分

 

▼題 目:ネイティヴ・スピーカーは誰なのか――Chang-rae Lee, Native Speakerにおける英語イデオロギー

▼発表者:伊藤 章氏(北星学園大学)

▼司 会:皆川 治恵氏(北海道教育大学札幌校)

▼趣旨:

韓国系アメリカ人、Chang-rae Leeの処女作、Native Speaker (1995) は出版されるや評判になり、ヘミングウェイ協会賞など多数の賞を授与された。じつに多様な解釈が可能なテキストであるが、ここでは移民と言語の関係に焦点をあてたい。家庭で韓国語を使っていた語り手は、いかにして英語をマスターしていったのか。韓国語から英語への移行はどのようなものであったのか。英語を学ぶということはどういうことなのか。アジア系でも、ネイティヴ・スピーカーになれるのか。英語が流暢でなければ、アメリカ市民として正式に認知されないのか。そもそもネイティヴ・スピーカーとは誰なのか。そういった問題を問いかけたテキストとして読み解くことにしよう。そこから、アメリカにおいて英語という言語に特別な意味と価値を付与する、英語イデオロギーというべきものが、多文化主義の現代においても移民を支配していることを明らかにしたい。