1. 松本 昇・高橋 勤・君塚淳一(編)『ジョン・ブラウンの屍を越えて 南北戦争とその時代』金星堂,2016.3.25, 四六判 ix+356頁,  \ 2,700

松本 昇・高橋 勤・君塚淳一(編)『ジョン・ブラウンの屍を越えて 南北戦争とその時代』金星堂,2016.3.25, 四六判 ix+356頁,  \ 2,700

概要

 波瀾万丈の生涯を終えたジョン・ブラウンの晩年を中心にして、彼と関係する人たちと当時の精神的・政治的風土、そして彼が後世に与えた影響を照射した日本で最初のジョン・ブラウン研究書。



目次

はしがき

第1章:ハーパーズ・フェリーから南北戦争へ

1.「ジョン・ブラウンの屍」という歌

2.妻メアリー・ブラウンのハーパーズ・フェリー

3.ジョン・ブラウン、ヒギンソン、ディキンスン

4.「リパブリック讃歌」とジュリア・ウォード・ハウ

5.潜航するジョン・ブラウン――ジュール・ヴェルヌの南北戦争

 

コラム@映画の中のジョン・ブラウン

コラムAチャールズ・ディケンズと南北戦争

 

第2章:ニューイングランドの風土

1.死の修辞学

2.ラルフ・ウォルド・エマソンと奴隷解放運動

3.リディア・マリア・チャイルド『ジョン・ブラウン書簡』からの一年――理想主義からリアリズムの想像力へ

4.世界改良のアメリカン・ドリーム――『セプティミアス・フェルトン』再読

5.最近のメルヴィル批評におけるジョン・ブラウン

 

コラムBジョン・ブラウンの意志を継ぐ――奴隷叛乱教唆の襲撃から黒人部隊指揮の戦争へ

 

第3章:ジョン・ブラウンの反響

1.W・E・B・デュボイスによる伝記『ジョン・ブラウン』――ブラウンは「殉教の聖人」か「狂信的過激奴隷廃止論者」なのか?

2.南部作家とジョン・ブラウン――ロバート・ペン・ウォレン『ジョン・ブラウン伝』を中心に

3.ジョン・ブラウンの「動く砦」――記憶の変遷とその展示を巡って

4.ジョン・ブラウンと九・一一後のテロリズム

5.お玉杓子はジョン・ブラウンの子――替え歌としての「ジョン・ブラウンの屍」

 

コラムCジョン・ブラウンを思い出すこと――元奴隷の証言によるジョン・ブラウン

コラムDジェイムズ・マクブライド『グッド・ロード・バード』――二〇一三年度全米図書賞受賞

 

あとがき

ジョン・ブラウン年表

索引

執筆者紹介